SSL暗号化通信
ここ最近、サイバー攻撃などセキュリティに関するニュースが後を絶ちませんね。
今回はWebサイト運営において、
今後も更に重要になると思われることを書いておきたいと思います。
さて、企業のWebサイトでは主にお問い合わせフォームなどから個人情報を入力しますが、
入力された情報が盗聴されないか、心配になることもあるかと思います。
そこでサーバーにSSLを設定することで、通信の暗号化を行い、
安全に個人情報のやりとりを行います。
ただし、SSLを使用するには1ドメインに対して1IPアドレスが
必要になるといった、避けることができないコストがかかってしまいます。
先日、某大手レンタルサーバーのプランにおいて、
独自ドメインのSSLが手軽に利用できるようになりました。
SSL自体の費用は別途必要になりますが、
IPアドレスの取得が不要になります。
これは「SNI (Server Name Indication)」という技術ですが、
この技術自体は何年も前に確立していたそうです。
ですが、サーバーやブラウザが対応しないと使えないため、
なかなか日の目を見ることがなかったようです。
最近になり、サーバーのアプリケーションや
Webブラウザが対応できるようになってきています。
これを期に、WebサイトのSSL化を進めてみてはどうでしょうか?
2015.02.09